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周囲の人の理解を得るには

自宅で過ごしているとき、職場で休んだりするときに、
周囲の人からの見られ方は気にかかることと思います。

子宮筋腫の病症は、ストレスによる免疫低下によっても悪化すると言われていますから、パートナー男性・家族・職場の人たちなどとの関係を良くしておきたいものです。

周囲の人たちに、子宮筋腫について正しく理解してもらうように働きかけると同時に、次のような心の準備もしておきましょう。

子宮筋腫を理由に自虐的にならない
自分自身がネガティブな感情になっていると、
周囲の人たちも前向きには考えてくれないものです。
病気としっかり向き合っている姿勢を見せましょう。
他人に理解されなくても深刻に受け止めない
デリケートな病気であるゆえに理解してくれない人もいます。
心ない言葉や見当違いな非難を浴びせられても、
「そういうこともある」と聞き流す度量も用意しておきましょう。

パートナー男性の理解

パートナーがいらっしゃる女性の場合、
その男性に子宮筋腫という病気を理解してもらうことは非常に大切です

子宮筋腫の場合、辛い症状ばかりでなく、病気そのものに対する不安や劣等感から来る精神的な負担が大きいと思います。

そんなとき、子宮筋腫について正しく理解しているパートナー男性が優しく励ましてくれるような夫婦関係があれば、精神的なストレスも和らぎ、回復も良好に向かうでしょう。

逆に、パートナー男性に誤解されたままでいると、
何気なく言われた一言で傷ついたり、
気づかないうちに夫婦関係がギクシャクしていたということになりかねません。

子宮筋腫の書籍やサイトを見てもらったり、
可能であれば医師の説明を一緒に受けてもらうなどして、
子宮筋腫という病気を正しく理解してもらいましょう。

家族には年代の違いを考慮した説明を

子宮筋腫は、以前はほとんど中年女性の病気であったため、
母親などに相談しても偏見の目で見られる場合があります。

「まだ婦人科にかかるような歳じゃないでしょ?」
と言われたとしても、実際に辛い症状があるのですから、
自信を持って病気の説明をすることが大切です。

その際、晩婚化によって若い世代にも子宮筋腫が好発しているという事実をしっかり理解してもらうようにしましょう。

職場への相談 ― 理解されなくても落ち込まない

職場で仕事をしている女性ならば、
子宮筋腫の症状のために仕事を休まざるを得ないこともあるでしょう。
また、自分が子宮筋腫という病気であることを言いたくないこともあります。

病気であることを告げれば、たいていの人は「仕方ない」と理解してくれます。
しかし、子宮筋腫であることを言わない場合は、
生理痛などの理由で通すことになると思います。
その場合は、欠勤や早退を認めてくれないケースも起こり得ます。
本来、労働基準法では生理休暇が認められていますが、
会社がそのことを理解していなかったり、
雰囲気的に休暇を取りにくい場合もあるでしょう。

男性の場合は、生理痛の辛さが分かりませんから、
女性の事情ということで認めてくれるかもしれません。
しかし、そのようなことが何度も続くと、「いい加減にしろ!」と言われることも。
また、女性に相談した場合は、
「生理痛くらいで休むなんて信じられない!」
といった非難を浴びせられるかもしれません。

このような職場のストレスを招かないためにも、
また後ろめたさを持たないようにするためにも、
病気のことは正直に言ったほうが得策かと思われます

他人から理解されなくても、子宮筋腫が辛い病気であることは事実です。
激しい月経痛や下腹部痛が起これば、仕事を休むのも仕方のないことです。
もちろん、職場の人たちへの配慮は決して忘れてはいけませんが、
必要以上の罪責感を持ってはなりません。
自分自身の病気と向き合っていることに自信を持って過ごすことが大切です。